福井支店 課長
増野谷 龍RYU MASUNOYA
2009年入社/地域福祉学科/福井県出身
INTERVIEW
#04


福井支店 課長
増野谷 龍RYU MASUNOYA
2009年入社/地域福祉学科/福井県出身
私が入社した当時は、就職氷河期とまではいきませんが、採用試験には100名を超える同期が受けに来るなど、就職活動が活発な時期でした。もともと、医療と福祉業界に興味があり、大学でも福祉学科を専攻していたので、学んだことを活かせる業界を探していました。
私は大学が県外だったのですが、福井県に戻ってこようと思っていました。ミタスを知ったのは、医療関係の職種だった父から、「福井県で医療分野でのシェアが高い会社だ」と聞いていたからです。学生時代にはなかなか分かりにくい情報ですが、福井県でトップクラスのシェアを持っている会社だと知ったことも、入社を決めた大きな理由の一つです。
福井県立病院グループのマネージャーをしています。それだけでなく、県立病院から独立・開業される先生方の開業支援や、時には福井県庁からの仕事も担当しています。
福井県立病院へのCTやMRIといった大型医療機器の販売をはじめ、変わった事例としては、ドクターヘリ事業で使用する医療機器や環境の整備をお手伝いなど、多岐にわたります。


導入にあたり、中心となる県立病院の先生方がヘリに搭載する医療機器や環境を決めていくことになります。
その際、ヘリに乗せて遠隔地で患者様のもとへ向かう際に「こんな医療機器が良い」「こんな材料が必要だ」といった要望を伺い、ユニフォームから医療機器、消耗品まで、必要なものを提案、サポートさせていただきました。ちなみに、ユニフォームは当時人気だった医療ドラマに影響されて、先生方と看護師さんがドラマと同じものを採用されたんですよ(笑)。
ドクターヘリ事業や開業支援もそうですが、自分が提案したことで先生方や看護師さんに喜んでいただき、それがその先にいる患者様のより良い医療に繋がっていると感じられる時に、うれしさを感じます。例えば、提案した機器によって「痛みの少ない治療」や「手術時間の短縮」が実現する、といったことです。


医療従事者の方々は非常に忙しく、時間がない方が多いので、まずは空気を読んで話せる時間帯を見計らうようにしています。
病院内で歩く時も、患者様やご家族様がいらっしゃる場所では、だらしなく見えないよう細心の注意を払っています。手術が終わるのをご家族様が待っているようなシリアスな場面もありますので、そういった方々の目に触れないよう気配りをして行動するように心がけています。きっと、こうした行動は先生方や看護師さんに見られていて、「この人は病院という場所を理解している」と信頼してもらえるようになります。良い提案はもちろんですが、細やかな気配りができる者として認めてもらえるからこそ、先生方から相談を受け、新しい受注に繋がっていくと思っています。
コロナ禍の対応でしょうか。コロナ発生当初は感染力などが不明な状況でしたが、県立病院は使命として受け入れなくてはなりませんでした。その際、感染対策に必要なマスクや防護服、シールドといった製品を緊急で手配・納品したことは、強く記憶に残っています。全国的に物不足に陥る中で、「このタイプなら揃います」とご提案するなど、医療機器のディーラーとしての力が試されたと感じました。メーカーとの日頃の繋がりを活かし、一社一社電話して必死に探して乗り切りました。


普段、県立病院で先生方とコミュニケーションを取る中で、先生が「将来、開業を考えているんだ」とふわっと話された時に、そこを掘り下げていくことが多いですね。
開業支援では、メーカーを何社か集めて説明会を開催したり、先生が描く開業スケジュールに合わせて最適な機器やサポート体制を提案したりします。現在、ミタスの開業支援は他社より抜きん出ており、県内の8~9割のシェアを獲得していると思います。
これは、当社の担当者(橋本取締役)が日本医業経営コンサルタントの認定資格を持ち、申請やノウハウに非常に長けていることが大きいです。その質の高いサポートが、開業された先生方から横の繋がりを通じて口コミで広がり、当社の評判に繋がっています。
「レスポンスを早く」することです。レスポンスが遅いと、他社に相談されてしまうこともありますし、逆にレスポンスが早いと「また次も頼もう」と思ってくださるでしょう。
そしてこの仕事に求められる力としては「向上心」です。医療業界は情報の変化が目まぐるしいので、向上心を持って最新の情報を常に勉強し、先生方とコミュニケーションを取っていかないと、なかなか務まりません。


私は福祉学科出身で、当初は医療にさほど興味がありませんでしたが「思ったより医療って面白いな」と感じました。医療に興味がある人はもちろん、ない人にとっても、医療は身近にあるものです。
例えば、体内の画像がどうやって撮られているのか、といった医療の裏側を知ると、「こういう原理で人の体が分かり、治療ができるようになっているんだ」と興味深くなります。医療ドラマを見る際も、最新機器が出ると反応したり、撮影で良いCTが使われているか気になったりするなど視点が変わって面白いですよ。
この仕事は、医療に対して興味深くもなるし、勉強にもなる、自分自身も成長できる仕事だと思います。


※本原稿は2025年10月8日時点のものです。